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世界一周バックパッカー必見!タイのスネークファームで格安の予防接種を打ってきた。費用も公開!

こんにちは!ふたり夫婦(@futarifufu)です。

私たちがタイを最初の国として訪れた理由の一つは、予防接種を受けるためでもあったんです。日本でももちろん接種が可能ですが、なんといってもバンコクでの接種は格安なので、バックパッカーの聖地とも呼ばれるバンコクの「スネークファーム」での接種を決めました。

YouTubeでもアップしているので、こちらも参考に見てください^^

目次

スネークファームって?

こちらの病院は、バンコクにある赤十字病院で、正式名称は「Queen Saovabha Memorial Institut」です。毒蛇研究や狂犬病ワクチンの研究で有名な研究所だそうです。

ここは、世界中の旅行者(特にバックパッカー)によく知られていて、この病院に併設されているトラベルクリニックで予防接種を受けてから世界一周旅行に出発されるルートの方が多いです。

私たちも日本で受けるか、タイで受けるかを検討した結果、かなり安く受けれることが判明!圧倒的にバンコクで接種したほうが安かったので、世界一周の最初にここでの接種を受けることにしました。(どれくらい安くなったかは後述)

行き方

私たちは、BTSのOn Nut(オンヌット)駅の近くにコンドミニアムを借りていたので、そこから46番のバスに乗りました。カオサン通り辺りからだと47番のバスで一本で行けるみたいです。私たちもOn Nut駅近くのバス停から46番のバスに乗って1本でした!

バスで「Robinson Silom (Opposite Chulalongkorn Hospital)」前で降りて、進行方向に歩いていき、歩道橋を渡って、交差点を一本渡ってしばらく歩いていくと、到着です。徒歩5分くらいです。私たちは間違って、歩道橋を渡ってすぐの敷地に迷い込んでしまったのですが、そこは看護学校でした。そこではなく、もう少し歩いて道を渡ってくださいね^^

バンコクで初めてローカルなバスに乗りました。まずは、バス停でバスが来たら、手を上げて「乗ります」アピールをします。そして、乗り込んだら、集金の方が自分達の席にやってきて、そこでお金を払います。バスの運賃は一律10バーツでした。扇風機付きのバスは10バーツ(約40円、安っ!)、クーラー付きははもう少し高いみたいです。

バスの中はこんな感じ
運賃を支払うとこんなチケットがもらえます

また、2回目の接種の時は、MRTのSam Yann駅で降りて、スネークファームに行きました。バスで行く方が安いですが(片道一人40円くらい)、MRT(電車)の方が快適ですね。AsokeにあるMRTのSukhumvit駅からSam Yann駅までは片道一人26バーツ(約100円)です。

予防接種までの流れ

持ち物

・パスポート
・現金、もしくはキャッシュカード

これらをお忘れなく!

受付

病院に入ってすぐ右のカウンター(ピンクの丸の部分)が受付です。そこで、予防接種を受けたい旨を伝えると、「その右にある台で受付表を書いてから持ってきて!」と言われて問診票などの用紙を渡されます。受付の方も、外国人の旅行者に慣れているみたいで、英語で説明してくれるので安心でした。

2022年7月、8月現在はコロナについてのアンケート(濃厚接触はあったか、現在症状はあるか、など)もあります。
書き終わると、その台のところにある番号札を取って、受付のお姉さんに渡します。

血圧測定

受付の向いに血圧測定の機械があるので、受付のお姉さんに測ってきてと言われます。数値はお姉さんが後ろから覗いて、私の問診票に書いてくれていました。

それが終わると、しばらく先ほど取った番号(名前も呼んでくれる)が呼ばれるまで順番待ちです。

順番待ち中
暑すぎてタオルで仰いでました

初診料の支払い

名前が呼ばれたら、まずは初診料一人20バーツ(約80円)を支払って、診察券をもらいます。2回目に来た時に、この診察券が必要なのでなくさないように保管しておきました。

お医者さんと相談

自分達がどこの国や地域に行く予定だから、どの予防接種を打ちたいんだけど、っていう相談をします。

かおり

私たちはあらかじめ、スマホのメモに接種予定だった種類と行く予定の国の名前を英語表記していきました。それをお医者さんに見せながら、相談しました。

すると、お医者さんが「パキスタン近郊の国に行くなら(インドにいく予定なので)、ポリオも接種したほうがいいよ」と教えてくれたので、ポリオの予防接種も追加で行いました。そして、「今日は①狂犬病の1回目②A型肝炎の1回目③ポリオ・破傷風・百日咳・ジフテリアの四種混合④腸チフスを打ちましょう。」「次回は1週間後に①狂犬病の2回目②黄熱病③日本脳炎を打ちましょう」というスケジュールを組んでくれました。

タイでは、1日に4種類までの接種が可能です。1回に4本打ったことがないので、少しびびっていましたが、問題なかったです。

狂犬病は日本だと3回接種しないといけないんですが、タイで使用される輸入ワクチン(Verorab)は2回で済むのだそう。ということで、私たちもこの狂犬病ワクチンを打つことに。

A型肝炎の予防接種は、接種後1年間有効なのですが、私たちは接種後1年を超えるあたりに一番必要そうなインドなどに行く予定なので、打ってから半年後に2回目を接種しないといけないと教えてくれました。なので、半年後というと、南米にいるので、どこか安全そうな病院で2回目のA型肝炎を接種しないといけません。

お医者さんとも英語でのやりとりができたので、コミュニケーションはスムーズにできました。最後に、おそらく余談だったのですが、「どうして日本じゃなくてタイで打つの?そんなに安いの?」って聞かれて、「全然違うよ!3倍くらいするから。」と答えました。余談です。

ちなみに、2回目に来た時には、黄熱病の予防接種をしたのですが、黄熱病の予防接種は妊娠している方は受けられないし、これから2ヶ月は妊娠はしないでくださいと言われました。そして、月経の日を聞かれたりとか、他の薬を飲んでいるかとかを質問されました。女性の方は注意です!

予防接種のワクチンを購入

先生が書いてくれた用紙(今日はこれを打ちます!という内容)を持って、4番のお部屋に持っていきます。そこでパスポートなどを渡し、ワクチンを購入するための処方箋を受け取ります。

それを受け取ってから、ワクチンを買いに行きます。

お医者さんに診てもらう部屋の真正面が4番
5番でワクチンを購入する

ワクチンを購入するのは、現金もしくはタイのキャッシュレス決済のみ。クレジットカードは受け付けていないので、私たちは現金で支払いました。ただし、どれくらいの金額になるかは分からなかったため、一度5番の受付に紙を持っていって、どれくらいかかるのかを聞いてから、すぐ近くの(敷地内の)ATMにお金をおろしにいきました。

ATMでお金をおろします
ワクチンを受け取ります

注射したものと費用は後述しています。

いざ、注射へ

ワクチンを持って4番に戻ります。そして、順番を待って、名前を呼ばれたら接種する部屋に行きます。看護師さんが、手際良く注射の準備をしてくれていました。1日に4回も打つことは経験していないのですが、あっさり注射が終わりました。日本のほうが安心なんじゃ?とか少し思っていましたが、全然痛くなかったし、ここの看護師さんたちもすごく慣れていたので、安心です。

終わってから念のために、15分ほどゆっくりして終わりです!

1回目の領収書と接種証明書(赤の冊子)
2回目の領収書と接種証明書と黄熱病接種証明書(黄色の冊子)
かおり

この黄色の黄熱病接種証明書は、アフリカなどの地域で入国の際に提示しないといけないものなので、旅行中に絶対に失くしてはいけないもの。パスポートとともに保管必須です!

予防接種の費用はこちら

今回2回に分けて予防接種を行ったのですが、日本で打つよりかなり格安でした。

1回目の費用はこちら。

予防接種名英語名費用(1バーツ=3.8円 2022年7月現在)
A型肝炎Hepatitis A1500バーツ(約5,700円)
ジフテリア&破傷風&百日咳&ポリオ四種混合Diphtheria&Tetanus&Pertussis&Polio (Tdap-IPV)700バーツ(約2,660円)
腸チフスTyphoid injection550バーツ(約2,090円)
狂犬病Rabies350バーツ(約1,330円)

これ、めちゃくちゃ安いんです!
日本にいるときに、日本だとどれくらいかかるんだろうと調べていたんですが(大阪市立総合医療センターのHP参照)

・A型肝炎:7,150円
・ジフテリア&破傷風&百日咳&ポリオ四種混合:11,000円
・腸チフス:7,150円
・狂犬病:14,850円

やす

1回目だけで比べても結構な差がありますよね。そりゃ、旅人たちはタイのバンコクのこの病院で予防接種してから、世界一周に行くのもわかりますね。

そして、2回目の接種のときの費用はこちらです。

予防接種名英語名費用(1バーツ=3.8円 2022年7月現在)
黄熱病Yellow fever1400バーツ(約5,320円)
日本脳炎Japanese Encephalitis460バーツ(約1,750円)

ちなみに、ここでも日本で打った場合の金額も載せておきますね。

・黄熱病:23,100円
・日本脳炎:6,050円

黄熱病を日本で打ったらすごく高いですし、ここは本当に格安です。

実は、2回目は本来は1週間後に訪問する予定だったのですが、別の記事にも書いた通り、私たちはバンコクでその後コロナに罹ってしまったため、1週間後に病院に来ることができませんでした。


そのため、狂犬病はあまり日にちをあけてはいけないため、コロナが治り次第、コロナのときにお世話になったサミティベート病院で一人1,237バーツ(約4,700円)で打ちました。スネークファームの病院の4倍したのですが、スケジュールの都合上、サミティベート病院で打つことに。(サミティベート病院は年中無休でしているのですが、スネークファームの病院は平日のみで、祝日もお休みだったので来れませんでした)
※スネークファームの病院は土日祝がお休みなので注意!

それ以外の2つ(黄熱病と日本脳炎)に関しては、タイ→マレーシア(1ヶ月)→タイ(3日間)→日本に一時帰国、というスケジュールを組んでいたため、マレーシアからタイに帰ってきた3日間の強行スケジュールでスネークファームに行きました。なので、スネークファームでも「あれ?狂犬病の2回目は??」って聞かれて、事情を説明し、他の病院ですでに打ったことを伝えました。

副作用は?

1回目の副作用は、コロナの予防接種のときのように、打った方の腕が少しだるいな、痛いな〜くらいでした。(妻かおり)発熱とかは何もなく。

それより、2回目の黄熱病の予防接種は人によっては40度近くの高熱が出ると聞いていたので、二人ともびびっていましたが、運良く二人ともなにもなかったです。調べてみると、10%くらいの人は「黄熱病予防接種の副作用は今までの副作用で一番やばい!」というコメントがあるくらい、すごい高熱が出るみたいです。世界一周のスケジュールが結構詰まっていたので、恐れていましたが。

なので、副作用があることを前提に、打って数日はゆっくりできるスケジュールを組むのをおすすめします。

まとめ(日本とタイの比較)

費用の差

日本で同じだけ打った場合と、今回タイのバンコクで打った場合の費用の差をまとめてみました。

なんと、タイで打つと(狂犬病は2回)、5,310バーツ(約20,180円)。
日本で同じだけ打った場合は(狂犬病は3回)、99,000円!!
これ、一人分ですからね。

やす

なんと!!日本で受けなくてよかった〜!
一人あたり、78,000円の差!二人で15万円オーバーの差になります。これだと、本当にタイに来てよかった!!

約5分の1でした!

安全性

個人的な感想をお伝えすると、全然変わりません!看護師さんたちも慣れているし、タイの医療水準は高いとのことです。(かおりのバンコク在住の親友ちゃんが言ってました)
また、スネークファームは赤十字病院でもありますし、全然大丈夫です!

ぜひ、世界一周旅行に行かれる1カ国目にタイのバンコクにして、ここで予防接種を受けてから他の国へ、というスケジュールにしてみてはいかがでしょうか?^^

それでは、本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました〜!

私たちについて

私たちは、世界一周ハネムーンで約1年間、自分達のお仕事をしながら世界を旅しています。
私たちの詳しいプロフィールは、こちらからご覧くださいね(*^^*)

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この記事を書いた人

職業:恋愛コンサルタント、カメラマン

高校生の時にスイスのBern、大学の時にドイツのHamburgにそれぞれ1年留学。大学卒業後は、東証一部上場企業の総合職として9年間サラリーマンを経験。

2020年に悩みに悩んだ上に脱サラをして、世界一周ハネムーンに向けて準備を進め始めた先にコロナで延期。

現在は、恋愛を拗らせてしまう女性や、婚活に悩む女性へ向けて、【自分の人生を堂々と生きて、相性ぴったりな彼からラクに愛され自由に生きられるようになる恋愛カウンセリング・継続講座】を大阪、オンラインにて開催しています。

2022年、ふたりの夢だった世界一周に行きながら、好きなお仕事も続けていきます。

Amazon Kindle結婚ランキング1位獲得の著書『学校では教えてくれない 頑張らない恋愛の教科書』がある。

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