こんにちは、ふたり夫婦(@futari_fufu)です。
ついに!!ふたりの夢だった南極旅行に行ってきました^^
今回は、2022年の12月に訪れた南極旅行について書いていきます。
南極旅行の行き方って?
実際にツアーに参加してみてどうだった?
南極クルーズのスケジュールって?
どれくらいの費用がかかるの?
正規の金額ではなく、直前の割引き価格を狙うラストミニッツの情報ってどうやって手に入れるの?
などなど、実際に行ってみた感想と、みなさんが気になっている価格についてお答えしていきますね!
南極旅行の行き方や、スケジュール、船の種類、会社、価格などは様々なので、今回のブログでは、あくまでも私たち夫婦の体験談を書いていきますね。
最初に一言。
あの絶景は忘れられない!
目に焼き付いた素晴らしすぎる光景、
可愛すぎるペンギンたち。
行って1000%良かったとしか思えません!
めちゃくちゃおすすめですよ^ ^
クルーズ船の上で、ウェディングフォトを撮ったのも
素敵な思い出です♡
ペンギンが好きな僕が行きたかった夢の場所。
世界一周ハネムーンで行けて本当に良かったです!
ということで、たくさんの絶景写真とともにお伝えしていきます!
南極旅行の行き方
アルゼンチンのウシュアイアから出発
南極に行くには、南米の最南端であるアルゼンチンのウシュアイア(Ushuaia)という街に行く必要があります。そこから南極行きのクルーズ船が出ています。
実は、お隣の国であるチリのプンタアレーナス(Punta Arenas)というところの飛行場からもフライトで南極に行くこともできます。その場合、南米と南極の間にある、魔のドレーク海峡を飛行機で超えることになるので、片道2日間の船酔いの時間をカットできます。乗り物酔いに弱い私からすると、すごく魅力的だったのですが、なんとウシュアイアからのツアーの4倍くらい(私調べ)のお値段がしたので、大人しくウシュアイアからクルーズ船で行きました。
ウシュアイアの街
地球の果て(fin del mundo)ということで、最南端の町。
南極からの風が吹き込む町で、いよいよ南極に行くんだなと実感。ウシュアイアには南極に行く前に2泊してのんびり過ごしていたのですが、夏なのに雹や雪が降っていて、とても寒かったです。真夏のブエノスアイレスから飛行機で来たので、気温の差にびっくりでした。
ウシュアイアは港町というのもあり、カニが有名です。
私たちも行列のできるカニ専門店で、カニクリームをいただきました。すごく濃厚で美味しかったです^^
南極旅行のベストシーズン
月ごとの見どころ
南極旅行のシーズンは、10月下旬から3月まで。いわゆる南半球の夏の季節限定ですね。冬は極寒ですし、日が昇る時間がすごく少ないため、観光は禁止されているそうです。
【11月】
まだまだシーズンが始まったばかりなので、綺麗な雪の南極大陸を見ることができるそうです。
【12月(私たちが訪れた時期)】
気温が最も暖かくなる時期で、いわゆるベストシーズン到来。長時間日が登っていて、私たちも教科書で習った白夜を体験しました。ペンギンの求愛行動を見れるのもこの時期。そして、ペンギンのカップルが巣作りをしているのも見れます。アザラシが海氷の上で、ごろんとしているのも見れました。
【12月下旬から1月】
ペンギンの雛の孵化の季節。生まれたばかりの可愛い赤ちゃんが見れるそうです。私たちも時期をどうするか考えた時に、この時期も候補にあがっていました。
【2月~3月にかけて】
ペンギンの赤ちゃんが大きくなっていくところが見れます。そして、ホエールウォッチングには最適なシーズンだそう。ただし、少しずつ秋に近づいてきているので、気温が下がってきて氷点下であったり、日が出ている時間が少しずつ短くなってくるそうです。
どの時期に行くかは、南極のどんな様子を見たいかで決めると良さそうです。
気温
12月1月の南極半島の気温は、月平均0度くらいみたいです。
確か、北海道の2月に出張に行ったことあったけど、
マイナス5〜10度くらいだった。それより全然暖かいやん!
と思って、期待して行きました。実際に行ってみて、太陽の光が差し込んでいるときは、ポカポカ陽気で全然寒いと感じませんでした。私たちは船のデッキの上でウェディングフォトも撮影しましたが、全然寒くなかったです。南極に上陸したときも、防寒具の下に、持っている全ての上着を着込んで行ったのですが、歩き回っているとすごく暑くて、脱いでいる人も多く、私もスカーフを取ったりしていました。極寒に怯えていましたが、結局ニット帽も持っていかなくても全然大丈夫でした。
ただ、僕たちは完全にラッキーで、4日間ある南極の日は全て晴天で暖かかったからというのもあります。
青い空に白い雪や氷河、今でも鮮明に覚えているくらい綺麗だったなぁ!
南極旅行のスケジュール
【1日目】ウシュアイア出発
14~16時の間に乗船。ウェルカムドリンクを受け取りつつ、チェックイン。お部屋を見たりとか、船内を散策。
全面窓のお部屋はやっぱり最高!これで、南極に行けるってテンション上がってました!
17:30からは全員参加の避難訓練。
19時からはいよいよお待ちかねの夕食。その後、今回の旅でお世話になるパーカーをゲットしに行き、この日は終了。
この日の最後には、とっても美しい夕焼けを見ることができました。この時は、まだ知らなかった。。ドレーク海峡の恐ろしさを😭
夜中には、揺れがすごいことで有名なドレーク海峡に入るので、乗り物酔いを飲んで寝ることにしました。
【2日目】ドレーク海峡
乗り物酔いを飲んでいたのにもかかわらず、あまりの揺れでベッドももちろん揺れますし、頭がぐるんぐるんして本当に気持ち悪くなりました。もちろん、人によって全然違うと思うのですが、この2日間は食欲がすごく少なくなりました。
元々乗り物酔いがしやすい私は、過去最悪な状態。
日本から持って行った薬を飲んではいたのですが、
ベッドで寝ているのがやっとで。。
とはいっても、ご飯を食べにいかないといけないので、
無理やりレストランに行ったけど、フルーツやサラダ以外は受け付けず。。本当はコース料理食べたいのに。。
スタッフさんに教えてもらったのですが、乗り物酔いがすごいときは、青リンゴとクラッカーとジンジャーキャンディが良いそう。なので、私はひたすら青リンゴをスライスしてもらったものを食べていました。確かに、酸味があってすごく食べやすかったです。
青リンゴの食物繊維が腸内環境を整えて、クラッカーの炭水化物で胃酸を抑えて、酔いの防止になるみたい。また、ジンジャーキャンディもレセプションでいただきましたが、生姜には、吐き気や腹部の不快感を抑える効果があるみたいです。いろんな知恵をちょうだいしながら、ドレーク海峡が過ぎ去るのを待っていました。
僕は妻よりはましでしたが、それでも日本から持ってきた乗り物酔い薬のアネロンは必須でしたね。
ドレーク海峡を渡っている間も、全員参加の行事が目白押しでした。南極に入るための注意のレクチャーだったり、南極についての講義を聞いたりしていました。
【3日目】ドレーク海峡と南極に初上陸
【午前】
南極に上陸する前にバイオチェックをする時間がありました。バイオチェックとは、南極の生態に悪影響を及ぼさないために、上陸に持っていく私物はすべて掃除機でお掃除して、綺麗にすることです。その後には、無料貸し出しのブーツを決めに、ロッカールームへ。
その後、妻かおり倒れる。。乗り物酔いが最高潮に来たのか、ロッカールームからの帰り道、もう動けなくなってしまい、ドクターを呼んでもらいました。
メディカルチェックをすると、血圧がかなり下がっていたみたい。そして、吐き気がこの2日すごくて脱水症状気味だったようで、点滴をしようという話に。すると、なぜかドクターがかおりの血管を探せず(汗)断念。
君の腕は、ほんとベイビーだ。よし、点滴は諦めて、お尻に注射をしよう!
お尻に注射!!恥ずかしい気持ちが強いけど、早く良くなりたいし。
あとは、点滴の代わりに、経口補水液をいくつかもらって、ひたすら水分補給。早く元気にならないと。。。
なぜなら、今回はたまたまだったのですが、ドレーク海峡が予定より早く抜けられたため、午後には初のゾディアッククルージングと南極に上陸できることに。(ゾディアックというのは、黒い頑丈なゴムボートです。定員は8~10名ほどで、このグループでクルージングしたり、南極上陸したりしました。)
元気になって出かけたい一心で上陸までの時間はゆっくり体調を整えました。
【午後】
《ゾディアッククルージング》
南極の風は寒いというより顔中が痛くなるほど冷たく、壮大な氷河を目の当たりにして「本当に南極に来たんだ!」と改めて実感!
そして、ザトウクジラの群れがお出迎え!感動!
《Half moon islandに上陸》
サウスシェトランド島にあるこの島に初上陸!野生のチンストラップペンギン(ヒゲペンギン)やジェンツーペンギンが目の前を歩いていて、写真待ちのペンギンもいたりと、ペンギン好きにとってはここはもはや楽園🐧
寒さも忘れてこの景色を2人でずっと見てました。
【4日目】南極上陸+ゾディアッククルージング
【午前】
ついに、本日から本格的に南極に上陸。目が覚めた瞬間から、目の前に広がる素晴らしすぎるこの景色に、二人ともただただ見入っていました。景色が綺麗すぎて、歯磨きもここで。
体調も万全になりました。ドレーク海峡を抜けると、
穏やかな海になるって聞いていたのは本当だった!
朝食ビュッフェは5階のメインレストランと8階の展望レストランのどちらでも食べられるのですが、この日は絶景すぎてそれを見ながら食べたかったので、展望レストランへ。
ただただ夫婦で氷河を見つめる時間。絶対に忘れない思い出になりました。
《Foyn Harborをクルージング》
昨日とは違って波が全くなく、氷山の鏡張りが息をするのも忘れるぐらいキレイ。
有名な沈没船を見たり、
氷河の上で日向ぼっこするアザラシがなんとも言えない可愛さでした。
《Cuverville Islandに上陸》
上陸はペンギンのお出迎えサービスあり(笑)ペンギンの歩き方が可愛くてホントずっと見てられる♡
そして、少し登った高いところから見た景色が最高に素敵すぎて!
間違いなく南極で一番好きな島・絶景になったよ!
【午後】
《Useful Islandに上陸》
このエリアにはペンギンのコロニーがなく、汗を流しながらひたすら南極の雪山をトレッキング。ほんと暑い。「これが地球温暖化だね」と行って半袖になっていた方も!
ここ南極?と思うぐらい暑い💦
ジャンプしてみたり、
寝転んでみたり。
船に帰ってきて、お部屋でゆっくりしていたら、船内アナウンスで「外がキレイだから見てみてー」と流れたので、軽い気持ちで出てみたらこれ。なんと美しい景色。
ずっと見ていたいほど、南極でのお気に入りベスト3にランクイン。
【5日目】南極上陸+ゾディアッククルージング
【午前】
この日も快晴。午前中はクルージング。
気持ち良く泳いでるペンギン、
雪山を一生懸命駆け登るペンギン、
コロニーでそれぞれの生活をするペンギンがめちゃめちゃ愛おしい^^
氷河も良いけど、南極大陸の岩肌もすごい迫力があってカッコイイ✨
何を見ても楽しめるのが南極!
【午後】
《Paradise Bayでクルージング》
Paradise Bayにあるアルゼンチン南極基地「Brown Station」がボートから見えました。
お仕事中の調査船もいて手を振ったら振り返してくれました^^
ここの氷河もとっても綺麗!
【夕食】
この日のディナーはデッキでBBQ🍖天気が良いからそんなに寒くなくて、むしろ心地良いぐらい。
デッキで焼いてくれていたお肉とソーセージを挟んで、ハンバーガーとチョリパン(アルゼンチンのホットドッグ)を食べました。
南極のこの景色を見ながら食べれるなんて贅沢♡
【6日目】南極上陸+ゾディアッククルージング
《Port Lockroyに上陸》
本日も晴天。元々イギリス軍基地があったのが、Port Lockroy。
基地の周りにはペンギンやアザラシがたくさん。
現在は当時の様子をそのまま残した博物館になっていて面白かったです。
お土産ショップでもあるので南極グッズも買えちゃいます。
ちなみに、ここは世界最南端の郵便局でもあるんです。
イギリスの所有になるので、切手はポンドで支払いました。
そして出した郵便物は、一度イギリスに送られてから全世界へ配達されるみたい。私たちも妻かおりの実家にハガキを投函。(ここだけは狭い小屋になっているので、2022年12月現在では、マスク着用が義務つけられていました。マスクは配ってもらえます)
近くをクルージングしていると、ゆったりと寝ているアザラシの親子も近くで見れました。
【午後】
《Damoy Pointという岬へ》
いつも通りペンギンのお出迎えあり。
ここは雪に足を取られるので、ストックを借りて雪道を歩いていきました。
立派にそびえる南極の雪山やペンギンコロニーがたくさんあって、雲ひとつなく最高の景色だったなぁ。
可愛すぎるペンギンに終始メロメロでした😍
こけそうに歩いている姿が愛らしすぎて♡
《南極の海にダイブ!》
そして、船から戻ってくると、船内放送があり「今からPolar Plungeします!」とのこと。ついに!南極の海に飛び込むイベントが開催されました。
極寒の海に飛び込んだら心臓が止まるかもって思ったけど、こんな貴重な経験やらずには帰れない!ということでやりました。
感想は、寒い通り越してとにかく痛い!10秒も入ってられない!
飛び込んだあとは、冷えた身体にウォッカを一気に流し込む‼︎
体中がじんわり温かくなってきて「生きてる!」って実感しました!
いやー、楽しかったなぁ。
かおりは、水温3度にびびってしませんでした^^; 今後の体調に支障が出たらいやだと思って。でも、誰も体調不調になってなかったから、しても良かったかもです。
【夕食】
南極クルーズもちょうど折り返し。この日は、予約制のちょっとお洒落なディナーへ。Hot Rockといって、熱々の石の上でステーキなどを焼いて食べられるもの。
エビの乗せ方がすでにオシャレ
お肉が食べたいと言っていたかおりはステーキ
やすはラムチョップをチョイス
南極クルーズの行程は意外にも忙しくて(←贅沢な悩み)、こうしてゆっくり食事をする時間も大切。
【23時ごろ】
この日は夜も長かったです。夜23時ごろ、突然のアナウンスで「〇〇がいるよー、デッキに出て」とのこと。〇〇が何かのクジラの種類かなとしか理解できなかったのですが、なんとそこに野生のシャチの姿が!
【7日目】南極上陸+ゾディアッククルージング
【早朝】
《Lemaire Channel》
6:30ごろにアナウンスが。南極で一番狭い海峡を通るとのこと。
この海峡、最も狭いところで1600mだそう(←言われても分からん)
でもなんか冒険してる感じ。
眠い目を擦りながらデッキに出てみると、大迫力の氷河が至近距離に!一気に目が覚めた!
【午前】
《Petermann Islandへ上陸》
ここは、4日目に訪れたCuverville Islandについで、かおりが気に入った島。ここにはゼンツー、チンストラップ、アデリーの3種類のペンギンコロニーがありました。
さらには迫力のある氷山も間近にあって最高のコントラスト!
実は、この島が南極最後の上陸だったので、噛み締めながら歩きました。
ペンギンの撮影も今回が最後。
たくさんのモデルさん、ありがとう!
【午後】
《Yalour Islandsをクルーズ》
透き通った海、水色に輝く氷河、どこまでも広がる白銀の世界。
日本から遠く離れたこの南極の地で、夢のような経験を出来たことは、2人にとってのかけがえのない最高の思い出になりました!
ペンギンが飛び跳ねる様子も、すごく近くに見えました。
【8日目】ドレーク海峡
恐怖のドレーク海峡再び。。かおりは乗り物酔い薬を飲んで、また青リンゴばかり食べて、ひたすらベッドで転がっていました。
ただ、船内では、Multi-Activityといって、いろんな催し物が開かれていました。
僕は、ペンギンペインティングとブリッジツアーに参加。
中でもブリッジツアーはキャプテン自ら色々な設備の説明をしてくれるので面白かったです!
「クジラやシャチはどうやって見つけるの?」という質問に双眼鏡のジェスチャーをしてくれていて、興味深かったです!
【9日目】ドレーク海峡
今日も午前、午後とクルーによるトークショーやレクチャー、イベントなどもありました。しかし、全部に出席していると疲れちゃうので、お部屋のTVからライブを見て参加。
午後の夕食前には、キャプテンをはじめ、船内のスタッフみんなにありがとうを伝える、さよならカクテルパーティー。ただし、ドレーク海峡真っ只中だったので、隣の席の方のグラスが落ちて割れたり。。
私たちは気分がよくなかったので、出席したかったけど、ベッドに戻りました。
【夕食】
最後のディナーはなんとロブスター!!
2人ともドレーク海峡にぐったりしてたけど、「これは食べないと!」とありったけの力を振り絞ってレストランへ。いつもはそれぞれ別メニューを頼んでシェアしてたけど、この日だけは同じメニューにしました。
こんな大きなロブスターを食べれる機会ってそうないので、幸せ〜!
ぷりっぷりでめっちゃ美味しかったー!
【10日目】ウシュアイア到着
ついに、目が覚めた時にはウシュアイアに到着していました。
悲しい、悲しすぎる。ウシュアイアの船からの景色もすっごく綺麗なんですが、ついにこのクルーズも終わりかと寂しさが込み上げてきました。
最後の朝食を食べて、
お世話になったクルーの方々にお礼を言って、ついに下船。
南極旅行のクルーズ船
今回私たちが乗船したのは、Albatros Expeditionsという会社のOcean Victory号。2021年に出来たばかりの新品の船でした。とても綺麗な内装で、「やっぱり、新しい船にして良かったね」とよく2人で言っていました。
Ocean Victory
ホテルのような客室
私たちがお世話になったOcean Victory号の客室は全部で9種類。一番豪華なスイートルームはベッドルーム以外にリビングも備えている超豪華仕様。私たちは、予算とワクワク感がマッチした全面窓のCategory E Stateroom。大きさは16㎡ですが、十分すぎる大きさのクーンサイズベット(150x200cm)や、ソファ、ドレッサーも完備。
洗面所やシャワールームが新しいホテルみたいに綺麗で、清潔感があり、快適に過ごせました。
何より、見てください、この全面窓。毎朝カーテンを開けた先にある景色にただただ感動でした。
一人当たり10万円ほどをプラスすればバルコニー付きのお部屋にもできたのですが、私たちのお部屋はすぐに外のデッキに出れる7階だったのもあり、今回はバルコニーは不要と判断しました。寒いからずっと外に出ているわけではないから、これで十分でした。7階からの景色なので、上からの眺めが最高すぎました!
レストラン
メインのレストラン(5階)
景色が一望できる展望レストラン(8階)
バー
5階と8階にあります。
私たちはお酒は飲まないですが、8階のバーラウンジでココアをよく飲んでいました。
展望ラウンジ
めっちゃお気に入りの場所。船の前方にある展望ラウンジで、一面の南極の青空、青い海、白い氷河、白い島を見渡せて、最高の場所。
ジャグジー
身体が冷えたらやっぱりお風呂に入って温まりたい‼︎そう、実はこの船のデッキにはジャグジーが付いてるんです‼︎
ということで、船に戻って来るや否や、バスローブ姿で走ってジャグジーへ。これは、もはや最高すぎる露天風呂。
外気温と水温のバランスといい、この景色といい、最高に気持ち良かったー!
図書館
小さいですが、南極に関する本が置いていました。世界中からのお客様が乗船しているため、いろんな言語で書かれた本が置いていて、日本語の南極に関する地球の歩き方も。
ジム
南極を眺めながら、運動できます。私たちも1回は行こうと思っていましたが、意外と忙しかったり、ドレーク海峡でやられていたので、外から覗いただけでしたが、最高の景色ですよね。
南極旅行の予約・お値段は?ラストミニッツを狙おう
南極クルーズの予約は1年半前からで、半年前までにはほぼ売り切れるとか!人生で一度は行ってみたいところだし、人気なのが伺えます。各国の旅行会社経由でもいいですし、アルゼンチンの現地にある旅行会社からでも南極旅行は申し込めます。
ただし、早くに申し込む方達は正規料金をお支払いして来られていることが多いです。そのお値段ピンキリですが、余裕で安くて一人あたり10,000US$(2023.01のレートで約130万円)!!私が調べた中では、35,000US$(460万円)のもありました!
さすがに、このお値段は出せない・・・
実際に、「読売旅行」さんが出していた日本からのツアーでこの価格!ちょっと若い世代が南極に行くのは、手が出ない。。って諦めそうになりますが、、
ラストミニッツとは?
ラストミニッツとは、分かりやすくいうと、「売れ残ったお部屋を安くセールに出すから、誰か行きませんか〜?」という出発直前の大特化格安チケットのことです。世界を旅していて、比較的時期の融通が聞く旅人さんにはおすすめです。
もちろん、私たちもこのラストミニッツを狙いました。12月か1月のベストシーズンに南極に行きたかったので、11月初旬にメキシコに滞在しているときに、アルゼンチンの現地の旅行会社2社にメールで「12〜1月に南極に行きたいんだけど、ラストミニッツ情報を教えてほしい」という旨のメールを送りました。
「ラストミニッツの金額は公開しないでください」とメールに書かれていたので、詳細は各自旅行会社にお問合せをしていただいて、聞いていただきたいのですが、私たちが申し込んだ価格は正規価格の60%オフ!一人当たり4,000US$を少し超えたくらいの価格で申し込めました!旅行代理店さんも、「この価格でのオファーってそんなにないからお得すぎますよ」と言ってました。最初はセールストークかなと思っていましたが、他を見たり、Twitterでの情報を見ても、リアルにこの金額はお得だったみたいです。過去のブログも読み漁っていましたが、最低4,000US$くらいがラストミニッツの限度みたいです。
実は、同じクルーズ船の違うお部屋で、4,000US$より下回っているお部屋もあったのですが、これはお部屋に小さい丸窓が付いているだけのお部屋。
確かにお得だけど、これはそんなにワクワクしないよね、やっぱり全面窓のお部屋がいいよね!
そうだね、朝目が覚めた時に、全面窓のお部屋からペンギンとかみたいもんね!
という会話があり、最低価格の1個ランクをあげた全面窓のお部屋を申し込みました。これが大正解!!
現地のおすすめの旅行代理店
①Antarctica Travels
私たちが申し込んだ旅行代理店です。すぐに返事をいただけましたし、WhatsAppでのやりとりもスムーズ。柔軟に対応もしていただけましたし、親切でした。
https://www.antarcticatravels.com/
②Free Style Adventure Travel
上記の旅行会社と肩を並べる有名な2つです。こちらも、WhatsAppでもやりとりできました。同じ時期に南極に行かれていた他のご夫婦はこちらの旅行代理店から申し込まれたそうです。
https://freestyleadventuretravel.com/
③Wayfinders
こちらは、南極クルーズ中に出会った方が勤められている旅行代理店です。上の二つは老舗なのに対して、こちらはどちらかというとベンチャー。しかし、GoogleMapで見ると、口コミ65件に対して5.0☆。私たちは申し込みの時は見つけられなかったですが、南極から帰ってきてからこの代理店に行かせてもらって、アルゼンチンのマテ茶をご馳走になったのですが、スタッフさんはとても親切でした。ベンチャーなので、クルーズ価格は他と同じだけど、ニット帽やペンギンについての説明冊子、他のプレゼントもたくさんもらえるみたいです。https://wayfinderadventures.com/
南極旅行でのサービス
防寒着(Parka)をゲット
どこの船でもその船のオリジナルパルカがプレゼントされます。
これを着て、南極にいくのはもちろん、これはお持ち帰りできます。確かにかさばるので、荷物が少ないバックパッカーはちょっと邪魔にはなりますが、南米のバス移動のときは空調が冷えるので活躍しています。途中でどこかから日本に送るか検討中。
24時間の紅茶・コーヒー・お水サービス
ありがたいことに、24時間いつでも飲める紅茶、コーヒーのサービスも。私たちはここで飲んだココアが気に入って、よく冷えたらココアを飲みにいっていました。
毎朝、毎夕のターンダウンサービス
朝食中、夕食中には専属のスタッフさんがお部屋の清掃に入ってくれます。ベッドメイキングやタオルを変えてくれたりとすごく丁寧に、そしてフレンドリーに対応していただけました。
南極旅行で有料で購入するもの
Wi-Fi
船内でも実はWi-Fiは使えます。ただし、無料ではなく、購入する必要があります。私たちは120分使えるタイプを選択。
ドレーク海峡を越えて、落ち着いたので、お仕事を少ししようとネットをつなぐと、日本のクレジットカード会社からメールが届いていました。実は、南極に行っている間に持っていたクレジットカードが不正利用されて、カードの利用を停止しているとのこと。緊急で電話をしないといけなくて、Skype経由で楽天カードと使われていたAppleに電話をしました。たまに電波が悪くなったのですが、南極からも電話をかけることができてびっくりでした。
有料のドリンク
船の会社によるんですが、私たちの船は少し他の船より安かったからか、アルコール類(ワインやビール、カクテルなど)や炭酸飲料(コーラやスプライトなど)は有料でした。お酒を飲まない私たちからすると全然いいのですが、お酒を飲みたい人は、お酒類も飲み放題の船もあるし、そっちもいいかもです。ただ、カクテルも意外と5US$とかで良心的な価格でした。
スパ
クルーズ船内でマッサージなんて、なんて贅沢。このスパはマッサージだけではなく、ネイルやヘアカットまでできるみたい。南極で歩き疲れたあとに、マッサージとかしてみたかったなぁ。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?2022年12月に南極に行ってきた最新情報を、私たちの旅の様子とともにお届けしました。
私たちは現在、世界一周をハネムーンとして、約1年間かけてまわっています。今まで27カ国に行ってきましたが、今回の南極滞在を経験した結果、行って良かったランキング、感動の絶景ランキング堂々の第一位にあがってきました!
ある程度の時間とお金がないと日本からじゃなかなか行く機会を持てない南極ですが、「人生に一度は訪れてみたい」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
私たちは、世界一周ハネムーンで約1年間、自分達のお仕事をしながら世界を旅しています。
私たちの詳しいプロフィールは、こちらからご覧くださいね(*^^*)
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