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【パートナーシップ】グアテマラで学んだ上手くいく結婚生活の秘訣♡

こんにちは、ふたり夫婦(@futari_fufu)です。

今回は、グアテマラのサン・ペドロ・ラ・ラグナ(San Pedro La Laguna)に滞在中に、スペイン語学校に通っていた際に、お世話になった先生から聞いた「上手くいく結婚生活の秘訣」をまとめました。

かおり

私の世界一周の目的の一つに、世界中のカップル・夫婦から、パートナーシップ円満の秘訣を聞きたいというのがあります。
今回は、グアテマラのスペイン語の先生から聞いたお話をまとめますね。

目次

Anny先生の結婚

現在40代前半のAnny先生。20代以上の息子さん2人と娘さんを育てあげたお母さんです。20歳のときに、親に「まだ子供だから結婚は早い、勉強したり働いたりしたらいいのに」と結婚を半年間反対されましたが、自分の意志を貫いて、20歳で結婚されました。

お母さんに結婚を反対されたとき、説得に半年かかったみたいですが、最終的には「結婚生活が辛くなって、あとで泣かないでよ」とだけ言われて、最終的にはOKが出たみたいです。

でも、結婚してからがすごく大変だったみたいです。

グアテマラにおける家庭内の男性と女性

亭主関白な男性

日本の一昔前の亭主関白のように、20年前くらいのグアテマラの多くの男性は、「外で働いているんだから、家事はお前がしろ」的な感じで、家事を一切やらない人が多かったみたいです。

先生の旦那さんも当初、家で先生が育児をしたり、家事でばたばたしていても、何も手伝ってくれていなくて、一人ストレスを抱えていたそうです。(先生はスペイン語の先生も20年しているみたいなので、仕事と家事を両立するのが大変だったそう)

働き者な女性

家でも家事全般を行う女性。そして、メルカド(市場)に行ってみても、土曜日の市場で働いているのは、ほぼほぼ女性でした。ここでも、やはり女性がたくさん働く国なのかなという印象でした。

日本の平均年齢の話になった時に、「女性の方が長生きする」と伝えたのですが、グアテマラでは逆で、女性のほうが先に亡くなることが多いのだそうです。その理由を聞いてみると、先生の世代や、先生の親の世代までは、男性より女性の方がたくさん働くし、その結果女性のほうが早く亡くなるんだと思うとのことでした。

上手くいく結婚生活の秘訣

上記のことから、先生が結婚生活についてお話をしてくれた冒頭では、

Anny先生

Muy difícil(とても難しかった)

と伝えてくれました。困難があった結婚生活でしたが、なぜ20年以上ともに過ごせてきたのか、その秘訣を教えてくれました。

会話を重ねることを諦めない

コミュニケーションが何よりも大事だと何回も伝えてくれました。自分が何を求めているのか、相手が何を求めているのか、それは言葉にして伝え続けなければ、わかりあうことができない。お互いは他人同士だからこそ、お願い事も、自分のその時の感情も理解しあえるようになる。それには時間がかかるから、忍耐も大事。だけど、コミュニケーションが結婚生活には本当に大切になってくる。

かおり

私たちは今は結婚して1年9ヶ月ですが、日々のコミュニケーションは本当に大事だと思っています。

Anny先生

車が壊れたら、そのままにしないで修理をお願いするよね。それと同じで、夫婦間でも問題が起きたら、その問題を放っておかないのが大切。どちらかが間違っていたら、素直に謝らないと問題は解決しないよね。

Anny先生のお話の中で印象的だったことの一つに、
「人生って、悲しみがあるから喜びもある。いつも喜び、幸せばかりじゃないよね。問題がおこるけど、それをまた二人で解決していくからこそ、夫婦という山をまた二人で登っていける。人生って山みたいなもので。ずっとフラットの道じゃない。でも、山を二人で登っていけるから、新しい世界をまた二人で見れるよね。
ってことです。

Anny先生

女性は特に表面的に(顔が)笑顔でも、本音を彼に伝えないで心の中にストレスを抱えてしまうことがあるよね。問題を彼と(旦那さん)とシェアしないと、知らない間に風船みたいに心配や問題が膨れていく。

心配事の風船が膨らんで破裂する前に、必ず彼と話し合わないとね。
問題は一緒に乗り越えていかないとね。一人でじゃなくて、二人で。

また、「言葉はより強い」という表現も印象的でした。直接的な暴力などで、体に青あざなどがなくても、言葉によって傷ついたりすると、心が傷ついて弱ってしまう。なので、お互いに傷つけないような言葉を選ぶコミュニケーションが大事だと。

説明しないと解決策は出ない

自分が何か不機嫌なときには、相手にその理由を説明しないと相手には伝わらない。例えば、「仕事場で大変なことがあった」とか、「自分の家族のことで問題があった」とか「友達と〜があった」とか。

Anny先生

相手に説明しないことは、ウイルスと一緒。
それが数分で二人の間で、火になって、問題に点火してしまって、新しい問題が起きてしまう。

かおり

そうですよね。分かってもらおうとしてしまいがちだけど、言わないと伝わらないですよね。

Anny先生

一人で妄想は絶対にしちゃだめ。相手とシェアして話さないと。
説明すると相手には分かってもらえるんだから。小さいことでも、お互いの仕事のことでも。お互いのことを理解し合うのを諦めちゃダメ。

問題が解決してからしか寝ない

何かストレスがあったり、二人の間で問題があったときには、問題を抱えたまま「おやすみなさい」はしないように心がけている。

Anny先生

寝る前に解決せずに、一方がソファで寝るとか、お互いが同じベッドでも、背中を向けて寝るとか、それでは問題は解決しない。

問題はその時に解決しないと、時間が経ってしまうと、より大きな問題になってしまうから、話さないとね。

かおり

同じです!私たちも、必ずどんなに遅くなっても、必ずその日に起きた問題はその日に解決して、「プイっ」って背中を向けて寝ることはしないようにしています。

Anny先生

「他の日に話そう」じゃないよね。
その日に、今話さないと。

何か予定があったりして、「あと1時間後でいい?」とかならOK。でも、時間も決めないで「後でね」とか「また今度でいい?」とか「話し合いとか面倒臭い」っていう感じで、今解決しない姿勢では夫婦のコミュニケーションはうまくいかないよね。

グアテマラには「汚れている服はこの家で洗う」という表現があるそうです。この意味は、汚れている服を他の家で洗わないように、自分達の問題は自分達で解決しないといけないということです。分かりやすい表現ですね。

子供の前では夫婦喧嘩はしない

子供が寝てから話し合うことを意識している。子供の前では、夫婦の問題は話さないようにしているそうです。

Anny先生

子供が眠ったことを確認してから、旦那さんと話すことが何回もあったよ。絶対に子供の前では話さないって決めていたよ。

相手に頼み事をするときは穏やかに伝える

例えば、旦那さんは靴下を脱ぎっぱなしにする習慣があったそうです。それを汚れ物カゴに入れてほしいということを、怒りの感情で

Anny先生

ちゃんとカゴに入れてよ!!💢
私は家政婦じゃない!!

と伝えてもよかったけど、落ち着いて

Anny先生

脱いだ靴下は汚れ物カゴに入れてね

と穏やかに伝えていったそうです。

Anny先生

できるだけ、ゆっくりと。そして穏やかに。
怒りから怒っても、問題がより大きくなるからね。
どうやったら相手に伝わるか、知恵が必要だよね。

もちろん、1回では伝わりきらなかったり、相手の習慣にまでならなかったりするので、その度に怒りが出たとしても、できるだけ穏やかに伝えていたそうです。

旦那さんに、怒りでばーーって怒ってしまうのも楽だけど、それはその横で聞いている子供にとっても良くないから、できるだけ穏やかに伝えないといけないと思って、そうしていたんだそうです。子供にも、がーーーって怒ってしまうと、「お母さんのこと、嫌い」ってなって、子供との信頼関係も築けなくなる。

穏やかに何回も伝えていった結果、旦那さんも自分で気づくようになって、その他の家事も手伝ってくれるようになったみたいです。

感謝の言葉、謝罪の言葉を忘れない

「ありがとう(Gracias)」をどんな小さなことでも伝え合う。手伝ってもらったら感謝。そして、同じように「ごめんなさい(Lo Siento)」も大事。そうじゃないと、心のストレスの風船が膨らんでしまうから。

結婚とは簡単ではないけど、素敵なもの

愛や笑顔があればOK

冒頭にお伝えした通り、簡単じゃない。でも、振り返ってみると素敵なものだった。良い思い出こそ覚えているから。

Anny先生

人生は悪いことより、素晴らしい愛があれば全ては大丈夫。

家に鶏肉が十分になくても、それをお互いでシェアすればいい。
でも、そのためには愛と笑顔は必要だね。

少しずつ進んでいけばいい

相手に伝えてすぐに変わることはない。少しずつでも、相手に変化があれば、それは進歩。そして、伝えた側もすぐに変化があることは期待してはいけない。少しずつ、相手のペースで待つこともまた大事。それぞれ違いがあるから。

まとめ

今回、スペイン語学校で、私たち夫婦は一緒にAnny先生から2:1でスペイン語を学んでいました。夫婦で一緒に学んでいるし、1年間の新婚旅行なんだというお話をしていたので、たくさんパートナーシップについても話してくれました。このテーマは私たちにとってはすごく興味深かったです!

まだ結婚して2年経っていない私たちには今後の参考にすごくなりましたし、恋愛コンサルタントとして活動している私にも、パートナーシップカウンセラーとして活動している夫のやすくんにとっても、すごく印象深い日になりました。

今後の世界一周の他の国でも、パートナーシップの秘訣を聞いて、またブログに書いていきますね。

はーい、参考になれば嬉しいです!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!

私たちについて

私たちは、世界一周ハネムーンで約1年間、自分達のお仕事をしながら世界を旅しています。
私たちの詳しいプロフィールは、こちらからご覧くださいね(*^^*)

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この記事を書いた人

職業:恋愛コンサルタント、カメラマン

高校生の時にスイスのBern、大学の時にドイツのHamburgにそれぞれ1年留学。大学卒業後は、東証一部上場企業の総合職として9年間サラリーマンを経験。

2020年に悩みに悩んだ上に脱サラをして、世界一周ハネムーンに向けて準備を進め始めた先にコロナで延期。

現在は、恋愛を拗らせてしまう女性や、婚活に悩む女性へ向けて、【自分の人生を堂々と生きて、相性ぴったりな彼からラクに愛され自由に生きられるようになる恋愛カウンセリング・継続講座】を大阪、オンラインにて開催しています。

2022年、ふたりの夢だった世界一周に行きながら、好きなお仕事も続けていきます。

Amazon Kindle結婚ランキング1位獲得の著書『学校では教えてくれない 頑張らない恋愛の教科書』がある。

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